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2020.03.27

金継ぎ展

いつも大変お世話になっている、世田谷工房主宰 赤平一枝先生主催の金継ぎ展が、今年8年ぶりにギャラリー櫟で開催されました。

とはいえ、このご時世ですから、表看板など一切なし、ワークショップを欠席される方もいらっしゃいました。

しかし、なんとか無事に会期を終えられて、本当によかったと思います。(会期3/21-24までの4日間、時間も11:00-17:00まで)

私は,会期中、二度ほどお邪魔して来たのですが、赤平先生直しの新羅時代の壺(ポスターになっている作品)や、生徒さんたちの素晴らしい作品の数々など、とても楽しく鑑賞させていただきました。

錆びついた茶釜に漆をかけて焼き付けたものや、鼈甲の茶杓に黒漆をかけて金で継いだものなど、『金継ぎ』のイメージするところを超えた作品も多く出展されていたのも、今回の特色だったのかもしれません。

こちらも勉強になりました。

次回も楽しみです。

作業中の写真は、ギャラリー久我の画像をお願いしているTomoko Osadaさんでこちらも見応えのある、素晴らしい作品でした。

ポスターになっているのが赤平先生直しの新羅時代の壺

ゆったりした会場です。

見えにくいのですが、鼈甲のお茶杓に中漆の茶釜。

茶入れの象牙の蓋も直しが入っています。

棗は、蒔絵も習っている生徒さんが木地から作ったもの。

茶杓の蒔絵は赤平先生、片側だけ漆をかけています。

Tomoko Osadaさんの職人技とセンスのひかる写真の数々