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2017.04.20
Emily Jo GIbbsーハンドクラフトの世界
ギャラリー久我で取り扱っているバッグの製作者、エミリー・ジョー・ギブスは
もともとは、ファッションの世界でウンガロなどのショーデザイナー向けの
パーティーバッグを作るところからスタートしたバッグデザイナーでした。
エミリーは家族を持った後、流れの速いファッションの世界を引退し、最近では刺繍というテクニックを駆使して新たな世界に挑戦しています。それが刺繍によるポートレイト。最近ではイギリスの専門誌に取り上げられたり、こちらの方でもかなり注目されています。
ギャラリー久我では、エミリーに直接お願いをして、シルバー、酸化シルバー、真鍮ゴールドの枠組みに素敵なシルクの生地を張った、またはシルク地に刺繍を施した小さなエレガントなバッグを作っていただいています。
一度はバッグの世界から卒業したエミリーですが、こうして小さなオーダーをコツコツ手作りし、納品するのは楽しいと言ってくれています。中には、ホールマークの付いたシルバーのフレームに柳の枝を巻いて作った小さなバスケットのようなとんでもない贅沢な作品もあるのです。
私はこのまま、ひっそり知る人ぞ知るエミリーのバッグと長くお付き合いしていければと願っています。
画像は、エミリーの刺繍によるポートレイトの一部ですが、オーガンジーの薄い布に丁寧に一針一針刺繍されていっています。
またそのうちギャラリー久我でエミリーのバッグの受注会を開きたいなと思っています。その際は、みなさま、ぜひエミリーの繊細で品の良い世界観をご覧になってくださいね。
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